百人町の家 いよいよ始まります!

いよいよ 『百人町の家』 の施工が始まりました   自然乾燥の杉材が大工さんの加工場に届いたので 早速 材料の確認と打ち合わせのために 大工さんの加工場に行ってきました   この家の施工をお願いする工務店は広和木材さん もう何度もお付き合いさせていただいています   そして大工は 今回が初めてのお付き合い 野村晃一さん   まだ若いですが 伝統構法の経験は豊富 安心して木組……

素敵な贈り物

“木育” をとても大切に考えていらっしゃる保育園の先生から、「端材を少し分けて頂けないでしょうか?」と、ご要望があり、一階の家具工場に来てもらって様々な樹種の端材を選んで持ち帰ってもらいました。   話を聴くと、その保育園では箸を作ったり、キーホルダーやアクセサリーなどを子供たちが作りたい時に作れるような環境が整っているようで、とても愉しそうな保育園だなと感心しました◎   そうして先日、……

明けましておめでとうございます!

本日より丹羽アトリエの “2021年の家づくり” を始動いたします!   この2月で事務所開設満27年です。 気がつけばアッと言う間の27年でしたが、 振り返ってみると大変内容の濃い27年でもありました。   今、ちょうど100軒目の木の家の設計を手掛けさせていただています。 これまで本当に沢山の方々にご共感頂き、設計をして参りました。 ご支持頂いた皆さんには、心から感謝の気持ちで……

これから家具の製作に取り掛かります!

  「上小口の家」の現場がどんどん進み、いよいよ工事終盤に差し掛かります! 完成は二月末頃を予定しており、それに向けて仕上げ関係の最終確認打合せを職人も含めて、住まい手と相談をさせて頂きます。 その第一弾として、家具製作前打合せをさせて頂きました。   設計段階で決めた内容や具体的な寸法などの確認、そして、樹種や引き手などを決めるため、住まい手の好みをベースに全体的な雰囲気な……

蓼科の庵

外壁の焼杉板もほぼ貼り終わり、だいぶ雰囲気が出てきました。 なかなかいい感じです!     朝晩は零下まで気温が下がって冷え込むそうですが、 日中は上着を脱ぐほどの暖かさ。   ぐっと冷え込む時期に入る前に工事を終えたいところですが、 まだ少し掛かりそうです。   今回初めてのお付き合いの大工さんも左官屋さんも、 とても丁寧に一生懸命つくってくれているので、 あまりお尻……

耐震改修 & リノベーション

名古屋市瑞穂に昭和9年に建てられた住宅です。   この時代にあって住宅では珍しくも、 平面図や立面図、構造図などの設計図が描かれて残されています。     増築部との接合部に雨漏りによる痛みがあるものの、 全体として状態は良好。大きな傾きや床の下りもありません。   数十年もの間、住まわれていない状態だったのですが、 これを建てた先代を想い偲び、 とても大切に管理されてい……

自然の造形美

八百津の河方さんの山で伐採してもらった東濃檜。 磨き柱をとったその先っぽを頂いてきました。     自然がつくった造形は絶妙なバランスで、 まさに自然な感じ。  ・・・当たり前か (笑)       茄野子がつくった木の葉っぱがなかなか良い。   来月はクリスマスオーナメント!   ……

自然素材の家は心地良い!

「津島の家」の住まい手ご家族がお揃いでアトリエに遊びに来てくれました。   去年の暮れに入居されて、かれこれ一年。 冬から始まって、春、夏、秋と四季折々を一通り過ごされた感想を聞かせて下さいました。     入居して最初に驚いたことは、 まわり全体から伝わってくる温もりで足元も全身とても暖かったこと。 “あんな温もり感は初めて!” と話されます。   それは、薪ストーブの熱……

“美味しい庭”

もうすっかり秋なのに、 我が家の庭の畑では、 まだまだ夏野菜が次々に採れてます。     しかし、今年はナスもピーマンもオクラもパプリカもキュウリも ミニトマトも落花生もニンジンもモロヘイヤも、 たくさん沢山できました。     農薬は使わずに、 母がコツコツと手で虫取りをして育ててくれた安全で美味しい野菜です。   作って楽しめて緑も楽しめる “美味しい庭”、 ……

大きな鳥カゴができました!

「上小口の家」 竹木舞が完了しました。 家がまるで大きな鳥カゴのよう。 この後、間も無く壁土を塗りますから、 この数日しか見られない光景です。         割竹と丸い女竹をシュロ縄で編んだ木舞。 そしてその両面に塗るのは藁をすきこんだ土。 天然素材100%の、地球と人に優しい工法です。       akihito ……

蓼科はもうすっかり秋でした。

土壁塗りが始まった「蓼科の庵」の現場に向かう途中、 あまりにも景色が綺麗だったので思わずパチリ !     八ヶ岳の裾野になだらかに広がる田んぼでは稲穂の黄金色が本当に綺麗で、 後ろに連なる八ヶ岳連峰のシルエットとのコントラストに見とれてしまいました。     さて、現場は順調に進み、いよいよ土壁塗りです。     二日間で木舞かき(木舞を編むこと)を終えて、 この……

上棟日和

厳しい暑さが続く中、無事「上小口の家」の上棟を迎えることができました!!   当日は棟梁の日置親方、息子の宗典さんをはじめ、   現場監督の高橋さんや応援大工数名が駆けつけて、一気に組み上げて行きました。   いざ作業を開始すると、   巨大の立体パズルのように “柱と梁” が “梁と梁” が ピタッ!と組み合わさっていく様子が   見ていてとても気持ちが良いんです◎ ……

「上小口の家」もうすぐ建前!!

  丹羽郡大口町に建てる「上小口の家」。   6月に着工し、順調に建前の準備が進んできましたので、住まい手Uさんと大工の加工場へ『刻み見学』に行ってきました!   本邸の大工は熟練の日置棟梁。そして、その息子さんです。      加工場に行ってみると、、、 ほとんどの構造材が加工を終えており、今月29日の建前は万全な状態で迎える事ができそうです◎   (建前見学会の開……

蓼科の森で建前をしました

  長かった梅雨が明けて、 やっと先日、建前をすることができました。     標高1390メートルは流石に涼しいですね。     身近では聞くことのないヒグラシの声が シン と染み入るような静かな森に、   “25トンものどでかいクレーンを持ち込んでしまうことをお許しください、       今日だけですから・・・”   と、心の中でつぶやきつつ、 でも、だんだん現れ……

日野の家 完成が見えてきました!

日野の家は二世帯分離型住宅です。     一階の半分が親世帯。 そしてもう半分と二階が若世帯のエリアです。   去年の夏に着工しましたから、もうすぐ一年が経ちます。   工期が1年と聞くと、 「ずいぶん長い工期ですねぇ〜」 と思われるかもしれませんが、 それだけの時間を掛ける理由があるのです!   それはのんびりつくっているからではなく、 それだけ丁寧につくっている結果で……

木工女子

子どもの頃から音楽畑を歩んできた長女の茄野子ですが、 二年前に岐阜県立森林文化アカデミーの木工科に進み、 この春に卒業して木工としてスタートを切りました。   “カエルの子はカエル” ならぬ “カエルの孫もカエル!” 私の父が家具職人でしたので、その血を継いだんでしょうね。 親バカですが、この子は落付きのある可愛いらしいセンスがあるので魅力の有るものをつくるんじ……

「太」「良」「福」

先月着工した「愛西の家」は明治30年に建てられたという本家の母屋の建て替え計画です。   約120年間この土地でSさんご家族が永らく住み継いだ屋敷ですから、全て解体撤去してしまうのではなく、出来る限り新しく建てる母屋に活用して行きましょう! と住まい手Sさんと決めました。   設計の段階で解体する予定の母屋に上がらせて頂き、活用できそうな「大黒柱」「小黒柱」「床板」「欄間」「差鴨居」など……