竹小舞を編んだり、土壁を付けている間、大工さんは... 作業場で材料の加工をしています。 構造材と同様、四国のTSウッドハウスさんから造作材が搬入されました。 材料は杉。 床に使う厚み3㎝の厚板、
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春奈の現場ルポ その14(大直し)
竹小舞に両面から塗り付けた荒壁が乾きました。 乾いた様子を近くで見てみると... 乾燥して荒壁が縮み、柱や梁との間に隙間ができています。 この事を「チリ切れ」と言うんです。 更に壁面全体にもヒビ
Continue reading春奈の現場ルポ その13(荒壁付け)
小舞掻きが終わると、いよいよ土を付けていきます。 土壁は最終的に約8cmの厚みになるのですが、 この厚みが一度に出来てしまう訳ではなく、 何回かに分けて厚みを出していきます。 まず始めは「荒壁」。 荒壁とは、土壁
Continue reading春奈の現場ルポ その12(小舞掻き)
大工さんの貫仕舞いが終わると、 土壁を付けるための下地になる竹を格子状に編んでいきます。 この作業を「小舞を掻く(かく)」と言います。 地方によっては「えつりを掻く」と言ったりもするんですよ。 名称も様々、小舞の掻き
Continue reading春奈の現場ルポ その11(貫仕舞い)
大工さんは建前が終わると、次に「貫仕舞い」をしていきます。 貫は柱を貫通して水平方向に入っている杉の板材です。 丹羽アトリエでは、21mm × 105mm のやや厚みのある貫にしています。 貫は竹小舞を固定す
Continue reading春奈の現場ルポ その10(屋根 板金工事)
屋根に荒野地板を敷いてからは、アスファルトルーフィングという防水シートを敷き、 その上に瓦、又はガルバリウム鋼板で屋根を葺きます。 昔は瓦屋根が多く、湿式工法といって土を沢山屋根にのせて瓦を葺いていましたが、 今は
Continue reading春奈の現場ルポ その9 (建前後 屋根伏せ)
台風が去って、すごく良い天気です。 まだ日中は暑いですが、ちょっと日陰に入ると涼しく、 日に日に秋らしくなってきました。 垂木を固定してからは、屋根板を貼っていきます。 垂木の上へ一番最初に貼る材
Continue reading春奈の現場ルポ その8 (上棟 午後)
午後も順調に作業が進む中、住まい手さんにも建前に参加して頂きました。 4寸角(12cm角)の垂木が金輪継ぎになっているので つないで、込み栓を打ち込む作業をしてもらいました。 ご夫婦と息子さんの家族みんなが体験。いい
Continue reading春奈の現場ルポ その7 (上棟 午前)
地鎮祭からちょうど3ヶ月、上棟の日がやってきました。 住まい手の方も、家を建てたいと思い立ってから色々な所を見て 丹羽アトリエにたどり着き、今日まで約6年だそうです。 ほんとにやっと...という思いですね。 建物
Continue reading春奈の現場ルポ その6 (土台敷き)
基礎の型枠が外れると、建前まではもうすぐです。 今日は今まで作業場で加工をしていた大工さんの 初めての現場作業、土台敷きです。 土台は、桧の4寸角(12㎝角)の赤身が多い材料を使っています。 あらかじめ作業場で長
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