NIWA AKIHITO
Atelier

FEATURE

プランと実際の暮らし方

私たちはご家族が思い描く暮らしのイメージを元にプランを考えていきますが、
実際の暮らしはどのように展開しているのでしょうか。
そこで丹羽自らお宅を訪問。
その後の暮らしぶりを観察しながら、テーマごとにプランを解説してみます。

2024.10.16
第17回
大屋根に包まれた一体空間のLDK+畳の間

今回の訪問先
高根の家

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薪ストーブのあるリビングダイニングを家の中心にし、それを囲むように各部屋を配置した「高根の家」は、大屋根に包まれた一体空間の家。
外には南の深い軒下にやや広めのデッキ空間があり、そのすぐ脇には畑もつくられています。
“子育てを楽しみながら暮らせる家”
“子供と一緒に野菜づくりやパン焼きが楽しめる家”
そんなイメージで望んだ家づくりですが、さて、その後の暮らしはどんなご様子でしょうか?

一緒に居る、それぞれ過ごす

家の中心にあるリビングダイニングは、小学生のYくんとMくんの勉強の場所にもなっているようです。
この日も二人揃って、この食卓でお勉強。

あっ! お父さんもソファーでお勉強かな!?

「リビング学習」って言う言葉を最近よく聞きますが、いろんな効能があることがネットでも紹介されていますね。
そういえば我が家の子供達も、いつもリビングで宿題をしていました。

この日はお父さんが薪ストーブの火の当番。
本を読みながら、炎が小さくなってきたら薪を一本入れて・・。
この手間も暮らしの中の愉しみです。

お昼が近づいてくると、お母さんがキッチンでお料理を始めました。

家族が一つの空間に居合わせながらも、それぞれの時間を過ごすことができるひと時って、なんだか不思議な幸せ感が漂いますよね。
親が近くにいることで、子供たちも安心して集中できているようです。

さあ、そろそろ良い匂いがしてきましたよ。

“ご飯にしよっか!”

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