家に使う木はどこの木?

今年2回目となる、八百津の山での伐採。
 
丹羽アトリエでは、丸河林業さんとの出会いから13年程。
毎年、春には木の苗木を植える「植樹ツアー」を行っています。
 
秋には、家づくりのスケジュールとタイミングが合うと、
山へ行って自分達の家に使う材木、主に家の中でメインとなる丸太梁や、
良く見える所に立つ丸太柱等、数本を自分達で木を選び、
目の前で伐採するという体験をしてもらっているんです。
 
今回の伐採は「瑞穂の家」と「石尾台の家」の住まい手ご家族。
2家族合わせて、杉の丸太梁を3本、桧の丸太柱を8本の合計11本。
 
 
それでは、山へ入って木を選んでいきましょー
 

 

 
家に合う太さと、曲がりの有り無し、そして1番重要なのは...インスピレーション!!
 
木が決まったら御神酒と塩を撒き拝礼。
 

 
自然の恵みへの感謝と、私達より先輩の木を伐らせて頂く事、
そしてこれからは家をしっかり支えて下さいねとお願いしました。
 

 
 
さあ、いよいよ!!
 

 

 
  
伐った後は記念撮影。
完成した家に是非写真を飾ってほしいな〜
 

 

 
 
木のスライスをプレゼント
 

 
しばらくは乾かしながら香りを愉しんで、その後は鍋敷きや花台などに使っても良いですし、
もちろん、記念に飾っておくのも良いですよね。
 

 

 
 
いつもは午前中に作業が終わり、河方さんのお宅でお昼を頂いているのですが、
今回は伐る本数が多く、お昼をまたいでしまうという事で...
なんと、奥様たちが山までお昼を届けに来てくださいました!!
 

 
自然の中で、そして皆で食べるご飯はとってもおいし〜い♪
 
  
今日伐った木は、しばらく山に倒したまま葉枯らし乾燥をさせます。
その後山から出し皮を剥き、また数ヶ月間かけて乾燥させてから、
加工する大工さんの元へ運ばれていきます。
 

皮剥き後、乾燥中の丸太
 
自分たちの住む家の木が、どこに生えていて、誰が育てたのか...
 
家を建てるのって、すごく沢山の職人さんが係わっているんです。
誰が造ってくれたのかが分かると、その物に対しての感じ方が変わりますよね。
そんな、顔の見える家づくりをしています。
 
 
帰りは、いくつか寄り道しながら帰りまーす。
それはまた、別で書きますね◎
 
haruna

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