関東地方で初の伐採ツアー!【前編】

関東地方初となる伐採ツアーへ行ってきました!!
 
コトの発端は、
海老名市の「いちご島の家」の住まい手であり、造り手でもあるFUKURODA工舎の袋田さんが、自邸を建てた時のこと。
丹羽アトリエ恒例の “植樹ツアー” や “伐採ツアー” の体験をきっかけに、
“関東方面でも山と直接繋がる家づくりを広めていきたい!!” との思いを強くされました。
それで、その後神奈川県でも山林見学会などの活動を精力的にされていらっしゃいます。 
 
FUKURODA工舎https://fukurodakousha.net/

(当時の伐採ツアーの写真)
  
そんな中、
現在、私たちが設計を進めている横浜の『戸塚の家』の住まい手Oさんと一緒に伐採ツアーにいきましょう! とご提案をいただきました。
 
もちろん住まい手は二つ返事でOK!!
元気いっぱいの子供たちも楽しみにしてくれていたようです♪
 
伐採ツアーを快く引き受けて下さったのは、足柄山で代々自伐型林業を営んでいる杉山さん。
念願の、関東地方での伐採ツアーの開催です◎
 

 
代々山を受け継ぐ杉山さんは、加工機械や乾燥機なども一通り揃えていらっしゃいます。
 
さらに、木材のストックもたくさんあって、造り手としては頼もしい存在のようです!
  
杉山さんは “木材の乾燥方法” にこだわりを持っており、いわゆる高温乾燥ではなく、出来るだけ自然な状態で乾燥できるように工夫しているのだそう。
 
低温の温室内でゆっくり乾燥をさせる仕組みのようです。
   

(ストック材を戸塚の家のどこで使えそうか相談しています。)
 
また、このツアーにもうひと方参加してくれたのが、木の家ネットのメンバーで相模原市で大工工務店を営んでいらっしゃる小島大工さん。
 
まだ小さいお子様の子守りも兼ねて参加してくれました◎
 
家づくりは大人だけのものではなく、子どもも一緒になって愉しんでいきたいですよね。
 
小島さんには戸塚の家の建前に応援大工として参加してくれることになりました♪

小島工務店https://kojimakoumuten.net/
 

  
私たちが考える「木と土の家」は “素材が木や土でさえあれば良い!” と言う訳ではありません。
 
素材の良い所を活かし、欠点となるところは適材適所に工夫しながら、欠点とならないように活かす事で、快適で心地よく、安心安全に暮らせる家をつくっていきたいと思っています。
 
そのためには、同じ想いで家づくりをしてくれる、大工さんをはじめとする造り手や良い材料を供給してくれる林業家が必要不可欠!!
 
関東方面でも、その想いを変えずに家づくりができることに感謝!!
 
後編では、山へ移動していよいよ伐採です!
 
どうぞお楽しみに!
 
keishiro

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