緑ケ丘の家の家づくりが始まりました!

この春から尾張旭市の「緑ケ丘の家」の刻み(構造の加工)が始まっており、この日は産直の杉の構造材が搬入されたそうなので、材料の確認と構造の打合せをしてきました。

造り手は江口材木店と日置棟梁チームです。(左が日置棟梁、右が弟子の日比野くん)

住まい手の暮らしに合わせて無駄なく設計しているため、構造がそのまま使い勝手に直結しているところが多く、シビアなところはより丁寧にすり合わせを進めていきます。

また、この家も真壁造りと言って“柱や梁”の骨組みを壁や天井板で隠さない工法です。

木目や骨組みの美しさがそのまま見えてきますので、材料選びも大切になってきます。

この家も梁材は杉の産地としても有名な天竜から「天竜杉」を産直で入れております。

長い材でなんと8m!!すごい迫力があります!

木材は乾燥収縮する過程でどうしても反ったり割れが入ってしまいますが、木の性質を考えれば自然なこと。むしろ、健全な木材の証拠です。

それらを活かすために大工さんの眼と腕が必要になってくるんです◎

同じ寸法の材料は木目の綺麗な材はリビングなどのよく見える所へ、節が多い材はあまり目立たない所へ配置を考えます。

一方、現場では「地鎮祭」を晴天の中迎えることができ、いよいよ基礎周りの工事から始まります!

これまで住まい手Nさんとは、山へ丸太の伐採に行ったり、現場見学会、完成見学会などで実物を見て頂いたり、じっくりと打ち合わせをさせて頂いたり・・・色んな体験を共有させて頂きました。

納得しながら一歩ずつ!

引き続き、楽しんで家づくりをしましょう!!

keishiro

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