矢田川の家 連続見学会 左官編

この夏に開催した左官の現場見学会ですが、ブログを書こうと思いつつ、気がつけばもう12月。

少々時間が経ってしまいましたが、振り返りたいと思います。

大工さんの仕事が終わり、左官工事も終盤に差し掛かった頃に開催しました!

今回の案内人は“左官川口 川口正樹さん”です。

まずは外部の仕上げについてお話し頂きました。

玄関土間やポーチは「洗い出し仕上」を選択しておりますが、種石が取れる地域によって色味が違うので、好みや雰囲気のあったものを選んで頂けます。

また、この家は外壁は焼杉板貼りですが、左官でも外壁をつくることができるんです◎

「掻き落とし」や「ブラッシング」などの仕上げは色味や雰囲気はお好み次第で調整できますので、色々とイメージを伝えると、川口さんが“いい感じ”に仕上げてくださいます。

サンプルを作ってもらって、どれがいいか悩んでいる時間も住まい手の特権ですよね!?

中の壁は主に、漆喰を使った「ハンダ仕上」か、中塗り土で仕上げる「中塗り仕舞」のどちらかを選択することが多いです。

ハンダ仕上の方が、化学反応的に固まっているので傷などには強いですが、中塗り仕舞の落ち着いた雰囲気もとてもいいので、部屋ごとに使い分けて選ばれることが多いです。

ちなみに、この家の住まい手さんはリビング・キッチン・ダイニング・玄関・洗面脱衣室はハンダ仕上、主寝室・トイレ・2階は中塗り仕舞にしています。

明日からの見学会に来られる方はその雰囲気の違いも味わっていただけます。

質疑もたくさんあり、大盛況でした。

ハンダ仕上の実演もして頂きました!!

※左のハンダ仕上より暗い色になっていますが、乾くと同じ色になります。

職人技って釘付けになりますね。

この家のキッチンは初めての試みで、「人造石研ぎ出し仕上」で造りました!

栗の無垢材と白い研ぎ出しの可愛らしいキッチンが出来上がりました♪

 

12月6日、7日に完成見学会を開催いたします!!

ご予約は下記のページよりお願いします。

keishiro

他のブログ記事を見る