NIWA AKIHITO ATELIER

01.家づくりの記憶

植樹の体験

山の命を次へとつなぐ自らの手で新たな息吹を吹き込む

 

山の木は、何十年、何百年と山を守ってきた守り神。
守り神はやがて子どもたちのそばにやってきて、子どもたちの成長を見守ってくれる。
次に家をつくる子どもたちの所にも
守り神がやってきますように……。
家族で願いを込めて、
大切に木を植える。

山での生活体験

家族がひとつになって生きるということ山の暮らし体験で住まいづくり、家族づくりを見つめ直す

 

山で集めた薪で囲炉裏に火を熾す。
暗くなれば薪をくべた五右衛門風呂にドボンと浸かる。
寒い夜には家族で囲炉裏を囲み、
煙の向こうに見える家族の笑顔に心も温かくなる。
山での体験には、昔ながらの「住まいづくり」のヒントがたくさん詰まっている。
そこには、家族が助け合い、心を合わせて生活していくことの大切さも伝えてくれている。

家づくりの現場体験

一本の木が家づくりの大切な思い出になる見たこと、触れたこと、聞いたことが心に刻まれる

 

住まいは、つくり手と住まい手がひとつになって作り上げるもの。
一本一本の木が呼応しながら、やがて柱となり床や天井となり、家となっていく。
「これはどこの木?」「お家の真ん中の大切な木だよ」。
太い柱の感触、職人と交わした言葉、
すべては家づくりの時間と共に
深く記憶に刻まれていく。