自然とのつながりを感じる暮らしの家
伊那の家
- [竣工日] 進行中
- [坪数] 29.3坪
- [工事種別] 新築
- [構造・規模] 木造平家建て
- [所在地] 長野県伊那市
伊那市郊外に建つ29.3坪の木組み土壁の家。一部に書斎のロフトが乗った平家です。また、別棟で12坪の農小屋があります。
住まい手がIターンの地として選んだここは、南に中央アルプスを望む雄大な景色が広がる場所。南に向かって緩やかに下りながら広がる農地の一画に、野菜づくりと趣味の山登りの拠点となる家づくりを計画されました。
農業振興地区内の約600坪の敷地には、その一部を宅地化の許可を取って母屋を建てます。そして、北側と外周には木を植えて森を育て、農小屋を建てて畑を耕し、色々な野菜を育てる「農的暮らし」を楽しむ“畑の中に佇む家”。 リビングダイニングの窓からは周りの畑と、そのむこうの山々の景色がパノラマで楽しめます。
敷地を囲む木々はやがて大きく育って防風林として。そして、ストーブで炊く薪も調達できる様になるでしょう。
畑仕事の合間にお茶の休憩をしたり、ガーデンパーティーを楽しむパティオ。
ロードバイクや四季折々の山登りの為の道具達を収納する納戸も、出し入れしやすいように玄関脇に設けました。
森を育て、野菜をつくり、四季折々の山を楽しむ。そんな“自然とのつながりを感じる暮らし”の為の家です。