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この家は東海市に建つ、約28坪の木組みの家です。
住まい手はご夫婦と二人の男の子の4人家族です。
敷地はご主人の生まれ育った実家の横の約50坪のスペースです。
当初の計画は実家の母屋を改造し、それに付属させて若世帯部分を増築して同居する予定でした。しかし、建築基準法の改正により、合法的な増築が大変困難になってしまった事と、それに伴うコストが大きく掛かる事などの理由から、隣接して別棟の若世帯住宅を建てる事にしました。
リビングダイニングを中心にしてキッチンや和室、ロフトのギャラリーや子供室が繋がることによって、家族の気配が伝わる一体空間の家です。
設計の仕事をさせていただいていつも思うことが有ります。それは、
“家は買うのではなくつくるべきもの”ということです。
あるとき、施主のSさんのメールに、こう書かれていました。
“家づくり”では、家族のことやご近所のことをはじめ、本当にいろいろな問題点が浮き彫りになるのですね。
でも、その沢山の問題をクリアした積み重ねが、きっと家造りの土台になるんだと気づきました。
これから起こるであろうドラマに、不安と期待でいっぱいです。
そうなんですね。
この機会だからこそ直面することが沢山あります。そしてそれらのことは、これからの暮らしに大きな関わりがある大切なことばかりです。
“家づくり”とは、単に箱としての家をつくることではなく、 “暮らし”を考えることと捉えるべきですね。ですから、住まい手自らが創る意気込みで取組んでほしいのです。
私達設計者は、その良きパートナーでありたいと、いつも思っています。
さて、設計をスタートしてから約10ヶ月。無駄を徹底的に省いたSさん仕様の家の設計が完了いたしました。次のお楽しみは施工現場です。
この先も問題を解決し、土台を固めながら進んで行ければと思います。
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