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見学会の様子
家具の紹介



島宮家 − 太陽熱と中水を活かす家 − 
Photo 1




[所在地] 愛知県江南市
[家族構成] 母 + 夫婦 + 子供 3人
[工事種別] 新築
[1階床面積] 111.06m2
[2階床面積]  76.62m2
[延床面積] 187.68m2(56.7坪)
[構造・規模] 木造 2階建て
2001年 7月 竣工


この家は江南市に新築した約60坪の二階建ての木の家です。
敷地の向いには神社があり、あたりには古い家も立ち並ぶ住宅地に『廻りの環境に溶け込むシンプルな外観の家』を建てることを施主ご夫婦は望まれました。

建物は軒を深く張り出した切妻の大屋根が掛かった、長方形の総二階建て。いぶし瓦に左官壁の落着いた外観の家です。

骨組みには、計画的に植林して生産された太い高樹齢の木頭杉を梁材として産直で購入し、通し柱には5寸と6寸角の桧を使っています。そして、この太い構造材を、最近ではほとんど見かけなくなってしまった伝統的な継手・仕口と通し貫によってきっちりと組込んであります。これは少し手間ひまのかかる工法なのですが、木の粘り強い特長を生かして建物全体を一つの篭のように固める、とても素晴らしい方法なのです。

屋根面に降り注ぐ太陽熱を利用する空気集熱式ソーラーシステムによって、家全体を床下から暖め、冬以外の季節にはその熱を給湯に利用いたします。また、下水設備が引かれていないこの土地では、庭に合併浄化槽を設置することにしました。これは今まで一般的だった単独浄化槽(トイレ排水だけを浄化するもの)とは違い、汚水といっしょに台所やお風呂から出る雑排水も処理できるもので、中でも今回採用した石井式合併浄化槽は浄化能力が大変高く、BOD約5ppm.にまで排水をきれいにしてくれると言います。それは川魚でも住めるほどのきれいな水質ですので、ただ放流して捨ててしまうのではもったいないという考えから、貯水タンクに溜める中水としてトイレの流し水や庭木への散水、洗車などに再利用することにしました。
その他、果樹畑から出る枝葉を風呂焚きに有効利用するために灯油兼用釜を使い、環境に水を戻すための雨水タンクと雨水浸透升を設置いたしました。(江南市では合併浄化槽や雨水浸透升の設置者に対し補助金を交付しています。)
これらすべては、ご夫婦の『環境に配慮し、身近な自然の恵みをできるだけ生活に生かしていきたい』とのご希望によるものです。





外観
なるべく今ある庭木を残そうという配慮から、それらに合わせて濡れ縁を造りました。
元々庭にあった木々を少し整理したり、並べかえたりしながら、新しい庭を造りました。
写真が拡大します。





写真が拡大します。 地流しはもちつきの臼の流用です。
写真が拡大します。





玄関
建具のガラスは市松模様、
床は陶板タイルです。
玄関内部
左側に見える手摺は、庭にあ
ったひのきを枝打ちして造りました。


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