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Plan (プラン)
Sketch (スケッチ)
建前の様子



坂祝の家 
− 伝統工法に学ぶ通柱と渡り顎による木組みの家 − 
Photo 1




[所在地] 岐阜県加茂郡
[家族構成] 母 + 夫婦 + 子供1人
[工事種別] 新築
[1階床面積] 156.18m2
[2階床面積]  96.11m2
[延床面積] 252.29m2(76.3坪)
[構造・規模] 木造 2階建て
2004年 6月 竣工


この家は岐阜県加茂郡に計画中の、延べ面積約76坪のやや大型の家です。
住まい手はお母さんと、ご夫婦。そしてご長男の四人です。

ライン下り(観光の川下り)の岩場の名所を前に見るこの土地は、国道から少し入り込んだ、とても閑静な古くからの集落で、時代をタイムスリップしたような感覚に陥るロケーションです。
そんな場所に現在、築80年の古い家が建っています。それは、かつて建っていた茅葺きの家を解体し、その太い梁や柱を一部に再利用しながら建てたものです。
当初は、この家を改修したいとのご希望もありましたが、現況を調査し、検討した結果、古い木材も再利用しながら、新たに建て替えるという道が選ばれました。
竣工の日、ツバメが巣作りの場所を探しに飛んできました。

木と土壁の古い家で生まれ育った住まい手は、そんな伝統的な造りの家の良さをよく知っていらっしゃいます。こんど建て替えるにあたっても、やはりそんな家であってほしいと望まれました。

間取りは玄関を挟んで西側に二間続きの和室とお母さんの部屋、そして、東側にはリビング・ダイニングとキッチン、通用口、脱衣、お風呂などの普段の生活の中心となる居住空間をまとめました。また、リビングの吹き抜けに面したギャラリーを介して、二階の寝室へと空間は繋がります。

今回、住まい手の強い希望もあり、伝統工法の検証と再興にも取り組でいる構造家との共同により、新しい構造の試みをしています。太い通し柱と長く通した梁を渡り顎で組み、一部には差し鴨居を入れる伝統工法に学んだ木組の家です。
  (2002,06,08)





リビングより奥のダイニングとギャラリーを見る。
リビングとダイニングを構造としても有効な格子壁でやわらかく仕切る。





玄関





畳の間
建具は既存のものを再生しました。





畳の間





畳の間


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