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久々利の家 −大家族が住まう家− 
Photo 1




[所在地] 岐阜県可児市
[家族構成] 祖母+親夫婦+夫婦+子供4人
[工事種別] 新築
[1階床面積] 134.57m2
[2階床面積]  59.49m2
[延床面積] 194.06m2(58.70坪)
[構造・規模] 木造 2階建て
2007年 6月 竣工


この家に住まうご家族は、お祖母様、ご両親、ご夫婦、4人の子供、の合計9人。大家族が住まう、約60坪の木組みの家です。

この家の構造材は、いつものように葉枯らし乾燥の木頭杉の他に、八百津の山の松の太鼓梁と天然木の東濃檜柱です。
どちらも産地に直接頼んで出材して頂きました。
どこの山で誰が育て、そして伐り出されたものなのか。
生き物でもある木の素性を知ることができるということ。これは大きな安心につながることでもあります。また、一本一本太さも色も曲がり具合も違う木の中から、その家のその部分に合った適材を調達するためには、山と直接コンタクトをとって進めることはとても合理的なことです。またその事により、流通に掛かる中間経費分を産地に直接還元することができます。それが、山の再生に少しでも繋げられたらということが、お施主様と私達の願いでも有りました。

玄関ポーチ

松の丸太を確認しに行った
時の様子

居間・仏間:障子の向こうは台所。右手奥は食堂。

住まいの中心は、やはりリビングとダイニング。
家族9人のこの家では、リビングとダイニングを対角線に配置し、大人数が一緒にいながらも、それぞれにくつろぐことができる距離感のある空間にしました。
玄関を入ったすぐの南側の明るく暖かそうな場所に、お祖母様の部屋をもうけました。
そして、リビングの奥には、襖で仕切った仏間、寝室用の畳の間と続きます。
二階は階段を上がったところに、子供たち皆で使う多目的スペースがあり、そこに面して各個室を配置しました。

大家族が住まう家。
幾つかの世代が一緒に住まうこの家では、きっと厚みのあるコミュニティーが育まれていくことでしょう。
食堂





仏間


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