この家は、区画整理で造成された土地に建てる木組みの家です。 RC造の半地下車庫9坪の上に延べ35坪の木造が乗ります。 施主のTさんは、図書館で住宅関係の書籍を読んだり、インターネットで調べるうちに、「どうせ建てるなら見かけだけの偽物ではない、できるだけ自然の素材を使った健康な家にしたい」と思うようになられたそうです。 たまたま見つけた丹羽アトリエのHPをご覧になり、以下の点が決め手となって、設計のご依頼を頂きました。 ・ 無垢の国産材は勿論のこと、自然素材を徹して使用していること。 ・ 伝統的な木組みの構造であること。 ・ 室内が細かく区切られず一体感があること。 ・ デザインが民家調過ぎず、シンプルであること。
敷地は丘陵地の緩やかな北勾配を造成した約50坪。 東と北の隣地から1メートル。南と西の道路境界から2メートルの後退規制のあるこの土地を、いかにしたら有効に活かせるか。そこで考え付いたのは西前面道路の勾配を活かして半地下に車庫を造ること。 一階床レベルを少しだけスキップさせて半地下の高さを稼ぎ、車一台と自転車、そして物置スペースを確保しました。 一階はリビングダイニングとカウンターキッチンに食品室。リビング続きで使うことも出来る畳の間の主寝室。それと水回りです。 二階は子供室とクローゼット。そして家族皆で使うパソコンコーナーです。 建ぺい率と容積率、外壁後退規制、北側斜線制限、風致地区の緑被規制。これら様々な規制をクリヤしながら、この土地の可能性を最大限に引き出した家がやっと完成いたしました。