御器所の家
2002年 9月 竣工




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外壁はガルバリウム鋼板です。

[所在地] 愛知県名古屋市
[家族構成] 夫婦 + 子供 3人
[工事種別] 新築
[1階床面積]  52.21m
[2階床面積]  48.06m
[延床面積] 100.27m(30.4坪)
[構造・規模] 木造 2階建て



この家は名古屋市昭和区の住宅地に建つ、延べ面積約30坪の都市型住宅です。

このあたりの土地は比較的小割りの区画が多く、木造住宅が密集して建っています。敷地面積は35坪。北側が道路に接し、南側と東側には家が隣接して建っています。

住まい手は夫婦と子供三人(長女、長男、次男)の5人家族。
陽当たり条件には少し目をつぶり、街中に住まう便利さを選んで、この土地を見付けられたそうです。が、私としてはここで諦めるわけにはいきません。かつて東京で勤めたころ、都会の極小住宅地と格闘した頃の記憶が蘇ります。

『意地の都市住宅』。工夫をすればなんとかなるはず。陽が射し、明るく暖かい、風通しの良い、ゆったりとしたゆとりのある家。

思いきってリビング・ダイニングとキッチン。脱衣、お風呂までの普段の生活の中心になる居住空間をすべて二階へ上げることにしました。そして、一部をセットバックさせて南側スペースを確保し、ベランダと一体で広がりのある、陽当たりの良いリビング・ダイニングをつくりました。
それともう一つ東に張り出したバルコニーは主に物干のためのものです。
一階には夫婦の寝室と、当面はひと区画で使う、約12畳の子供室があります。

山で二酸化炭素を吸収して育った木は、燃やされたりしない限りそのまま炭素を固定し続けます。約30立方メートルもの木材を構造材や床壁材として使って造られるこの家は、まさに都市の中のちょっとした森であると言ってもよいのかもしれません。
伝統工法で造る自然素材のこの家が、都会の真ん中に建つオアシスになればと思います。






台所より居間・食堂を見る:左手奥の収納階段を上がるとロフトへとつながります。
(クリックすると写真が拡大します。)
小上り
写真ではあまりわかりにくいですが、左手外にはバルコニーが続いています。バルコニーを設けたことにより、充分な日当たりが確保されました。
そして、外と小上りが一体の空間に感じられ、とても広く感じられます。バルコニーには外階段が設けてあり、直接一階と行き来することができます。





子供室
12畳の子供室を、将来子供の成長にあわせて使い勝手を変えていけるように、部屋は仕切らないことにしました。
必要ならば家具などで工夫して仕切っていくつもりです。
台所
右手に見える収納棚は、家具屋さんに作ってもらいました。奥さんがどこに何をしまうかを考えて、とてもまとまった収納棚となりました。





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